第1181回例会 ~船出例会~

日時 2022年7月6日(水)18:00~20:30
場所 名古屋マリオットアソシアホテル16F「アゼリア」
担当 実行委員:L野々垣徹 記事担当:L中山恭三 写真担当:MC委員会

第1181回例会

例会記事担当 中山恭三

3年間、順番を待って停泊をしていた「中野康孝丸」が 7月1日に出航しました。

最初の荒波は、本日行われた 7月6日の第一例会です。この例会は、会長の所信表明に加えて、準備理事会で承認或いは懸案になっている多くの議案が一括上程され、報告事項も多岐に亘るため、時間との勝負が会長の手腕にかかっているのです。

今回はそれに加えて 2名の入会式、ガバナ-の訪問、それに姉妹提携先候補である京都伏見の桃山LCの会長訪問というイベントが加えられていましたので、会長のみならず幹事・会計・計画委員長には緊張感が漂っていました。

ところが意外にも中野会長は、冒頭でゲストの労いのみならず、入会式もそつなくこなし落ち着いたものでした。会長挨拶は、今年度の地区ガバナ-が最も力を入れている会員増強の考え方に触れ、”増強の「増」とは文字通り会員を増やすことですが、これだけでは足りません。「強」すなわち組織を強化することが重要で、具体的には委員長やACTに全員参加することで始めて増強が成立するのです”と会員増強についての会長のいきごみが述べられました。

 最後に、17人の会員増強に貢献された中野正也Lに負けないよう出来る限り頑張る所存ですと力強い所信表明を行いました。

 入会式は、スポンサ-の中野正也Lに先導され、加藤晃太氏、久保馨氏の2名の入会式が行われ、これで中村LCの会員は56名の大所帯となりました。

 ゲストがどのようなお話をしたのか、簡単に纏めました。

  • 地区ガバナ- 岩田有司L

 

 

単独クラブに地区ガバナ-が訪問することは、非常に珍しいことです。今回何故各クラブに先駆けて当クラブを訪問することになったのか。その説明は、スピ-チの冒頭で明らかになりました。

それは、複合地区と地区で会員増強に取り組んでいる速水Lと地区の会員増強 委員長である中野正也Lの2名が当クラブのメンバ-であったからです。岩田Lは、会員増強に最も力を入れているため、この2名の引力は余程大きかったのでしょう。

岩田Lの所信は、「幸せの分かち合い」で、奉仕は相手のためにするのではなく、それによって自分が幸せになるから、幸せを分かち合うためには、多くの人に会員を増強することです。

との主旨だったと思います。

時間の制約上、簡単なスピ-チでしたが、「情けは人の為ならず」ということでしょうか。

  • LCIF委員長 原口秀樹L

“1968年にLCIFが設立され、1973年に千ドル献金、メルビンジョンズ・フェロ-が出来たことからLCIFの基金は多くの人の命や災害援助に貢献してきました。東北大震災では17億円の援助金が支払われ、2013年には「ブヨ」の絶滅によって1800万人の失明をくい止めることに成功、イベルメクチンの接種にLCIFの基金が使われました。現在でも、「視力ファ-スト」のみならずに、災害・病気等にこの基金が使われています”とLCIFの重要性を訴え、引き続き献金を要請されました。

  • 京都桃山LC会長 藤田久和L

豊国神社を縁に、「姉妹提携」を目的として会長と姉妹提携委員長の森本健一Lと共に訪問されました。会長の話によれば、桃山LCは3つの大きな継続ACTを行っているそうです。

一つは「大文字駅伝」で、これは34年間続いたそうで、毎年数万人の人出があるイベントでしたが、子供たちの選抜が教職員の負担となり、今年で取りやめになったということでした。そこで、それに代わるものとして藤田会長が設立・運営する「ラグビ-塾」に力を入れているとのことでした。この塾から偉大な選手が活躍しており、日本のラグビ-に貢献していると熱く語りました。

二つ目は、伏見に三千六百本の桜を植え管理し、毎年桜祭りの季節になると「寺田屋」周辺の屋台は観光客も参加して大いに賑わうとのことで、こんなACTがあるのだと驚きました。

三つ目は、少年たちの野球大会が近畿で開催され、桃山LCとして推しているとのことでした。

[記事担当としての所感]

本日の例会は盛り沢山の内容にもかかわらず、中野会長を始めとする執行部の手腕により、理事会を始め例会の運営も順調に、しかも時間通り終了しました。

この荒波を超えたので、あとは凪のようなものです。

冒頭にも述べましたが、緊張感が漂う中、堂々と会長の職務を実行されたことには驚きでした。恐らくこの蔭にはベテランの野々垣Lを実行委員長に起用したことがあると思います。

新三役

野々垣Lは会長のスポンサ-でもあるため、すばらしい連携が取れたのでしょう。

CN50年の目玉事業としたい姉妹提携委員長「中野正也L」の意気込みに熱いものを感じましたが、姉妹提携を目的として訪問された趣旨を考えると、もう少し桃山LCの内容やら雰囲気が知りたいと思いましたが、皆さんは如何でしたか。

最後に、本日の例会を立派に取り仕切ったライオンテ-マと計画大会委員会の皆様、ご苦労様でした。

お陰で一回目の例会としては異例のドネ-ション(289,000)が集まりました。

会員増は無論、中野会長が心配する増強の「強」も当クラブには何も問題がないことを本日証明しました。